イルミネーションの撮影方法!
デジタル一眼レフで綺麗にイルミネーションを撮影する方法
冬の夜空を彩るイルミネーションは、見るだけでワクワクしますよね。そんな美しい光の演出を、デジタル一眼レフカメラで素敵に撮影するにはちょっとしたコツが必要です。今回は、イルミネーション撮影にぴったりのカメラ設定と撮り方を紹介します。この方法をマネして、あなたもイルミネーションの輝きを美しく捉えましょう!
1. 三脚を使う
イルミネーションの撮影には、光が少ない夜間に撮ることが多いため、シャッター速度が遅くなります。手持ちで撮影するとどうしてもブレが生じてしまうので、三脚を使ってカメラをしっかり固定しましょう。三脚があれば、長時間露光で光の軌跡や幻想的な雰囲気を捉えることができます。
2. シャッター速度と絞りの設定
イルミネーションの光を美しく写すためには、シャッター速度と絞りの設定がカギとなります。シャッター速度は、1/60秒〜1/125秒の間で調整してみてください。これによって、光がきれいにボケて幻想的な印象を与えることができます。
絞り(F値)は、F2.8〜F5.6くらいを目安にしてみましょう。これで、イルミネーションの光が背景までキレイに映り、被写体とのバランスも良くなります。明るいレンズを使うと、背景のボケ感も一層引き立ちますよ。
3. ISO感度は低めに設定
夜間の撮影は、どうしても暗くなりがちなので、ISO感度を上げたくなりますが、あまり上げすぎると画質が荒れてしまいます。できるだけ低め(ISO 100〜400)に設定し、シャッター速度と絞りで明るさを調整することをおすすめします。
4. ホワイトバランスを調整
イルミネーションの光源が街灯やLEDなど、さまざまな種類の光なので、ホワイトバランスを「白熱灯」や「電球色」に設定すると、温かみのある色味が出ます。もし冷たい青白い光を強調したい場合は、少し「白色光」に設定してみてください。色味の調整で、イルミネーションの印象がガラッと変わります。
5. フォーカスと構図を工夫
イルミネーションを撮るときは、光が美しく映るポイントを見つけることが大切です。背景が暗くても、イルミネーションが輝いている場所にフォーカスを合わせ、ぼけ味を活かした構図を考えましょう。また、イルミネーションの前に人や物を配置して、光とのコントラストを出すと、より一層ドラマチックな写真に仕上がります。
6. ライブビューでの確認
デジタル一眼レフのライブビュー機能を活用して、撮影中に液晶画面で明るさや構図を確認できます。光が多すぎたり、暗すぎたりしないか、バランスを見ながら微調整すると、理想的な仕上がりに近づきます。
イルミネーションの撮影は、デジタル一眼レフを使うことで、より細かい設定を調整でき、幻想的な雰囲気を捉えやすくなります。是非、このコツを試して、寒い季節にぴったりの美しいイルミネーション写真を撮影してみてください!